ジャネーの法則
年を重ねるほど、1年が短く感じる・・という話を耳にしたことがありますが、果たして本当なのでしょうか?時間は一定の速さで経過しますが、時間の感じ方は人其々。今回は時間を心理的な面から考察してみましょう。
◆ジャネーの法則
19世紀フランスの哲学者ポール・ジャネが発案したもので、50歳の人間にとって1年の長さは『人生の50分の1』だが、5歳の人間にとっては『5分の1』に相当する。つまり、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たるという考え方です。
脳が記憶した過去の情報を後で振り返った時にどれぐらいの長さに感じるかという観点からの法則です。
時間の経過を早く感じるかどうかは個人差があり、何もせずボーっと過ごす1日と、忙しく充実した1日でも違います。 あくまで、心理的に感じる時間なので、一日の密度を濃くしたり薄くしたりということは個人でコントロールできます。
歳を重ねて行くことで、時間の経過が早く感じるようになるのは心理的な変化で仕方がない事ですが、同じ時間を使うにしても、充実した時間を過ごすことで、時間単位の密度を高める事は出来ます。それは、身体の代謝を高める、好奇心を持っているか、常にチャレンジしているか、などがポイントになってきます。
因みに、人生時間を秒数で捉えると80年は25億2888万秒。そのうち睡眠時間に3分の1使うとして、起きている時間は16億秒。もしあなたが30歳なら、残り10億秒、40歳なら8億秒、50歳なら6億秒しかありません。長い様で意外に短そうです。
かけがえのない時間を有効に、やりたい事を見つけて、チャレンジしませんか?
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