2025/03/24
【ご相談事例】ハラスメント対策は階層別に

こんにちは!『課題解決!オーダーメイド型研修』でおなじみ、株式会社Beスタッフィング広報担当です。
私たちは、企業の人材に関する課題を解決するため、さまざまな研修を提供しています。業界や業種、企業特有の課題など、その内容は千差万別です。そのため、研修をオーダーメイドで設計し、各企業様の課題に最適なプランをご提案しています。
さて、今回はハラスメント対策を全社員に浸透させたいというA社様からのご相談を受けて、弊社が提案した「階層別ハラスメント研修」をご紹介いたします。
一般的にハラスメント研修は全社で行っていることが多く、私たちも「管理職」「一般職」でコンテンツを分けていますが、今回は全社員を対象とするご要望でしたので、これをさらに細分化し「役員」「管理職」「一般職」「新入社員」という階層別にコンテンツを用意しました。
なぜここまでしたかというと、ハラスメントというのは階層別に発生する事案が異なるケースが多いためです。管理職向けとはいっても、役員レベルになると「自分とは関係がない」と思い込んでしまうケースもありますし、一般職向けのものを新入社員が聞いてもまだピンとこないのが現状です。
例えば、役員向けのものには「管理職からの相談」があった場合、ハラスメントに対しての知識や心構えのほかに調査や対応法が必要になってきます。また、新入社員に対しては、何でもパワハラだと誤認していることがあり、管理職が指導を躊躇してしまうことがあるので、パワハラの定義を正しく認識してもらう研修を提供します。その上で管理職向けのハラスメント研修でハラスメントにならない指導法を学ぶことで自身を持って指導できるようになります。
このように、必要としている情報が違うので、全社で一斉に学ぶより階層別にした方が自分ごとの話になりますから、しっかりと学ぶことが可能になります。そして、ここが大切なのですが、上の人たちから学んでいく必要があるのです。率先垂範せよ!ということです。
会社を離職した人からアンケートを取ると、やはりハラスメントという要素がとても大きいことに気づきます。やった方は分からない、やられた方は忘れない。つまり、なぜ辞めてしまったのかが分からないままというケースがとても多いのです。そのため、ハラスメント研修をしっかり行って「理由が分からない離職を防ぐ」必要があるのです。
A社様は階層別のハラスメント研修を行い、全社員がハラスメントに対する正しい知識を持つことが可能となりました。そして、研修後に理由の不明確な離職は出ていないとのことでした。これからも不明確な理由の離職者が出ないように、継続的に研修を行っていくとお話しされていました。
課題のない企業はほとんど存在しません。
今回は、「ハラスメント対策を全社員に浸透させたい」というご要望を受け、階層別のハラスメント研修を上の階層から行うというご提案をいたしました。その結果、離職率も下がり、とても嬉しく思っています。組織強化や社内コミュニケーションに課題を感じている方は、ぜひお気軽に株式会社Beスタッフィングまでご相談ください。企業様の成功を全力でサポートする最適な研修をご用意いたします。ご連絡を心よりお待ちしております。
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