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コラム

2026/03/16

階層の壁を壊して生まれた「組織の共通言語」とは〜3年目の全社員研修が起こした、予想を超えた化学反応〜

こんにちは!
『課題解決!オーダーメイド型研修』でおなじみ、株式会社Beスタッフィングの広報担当です。

私たちは研修をオーダーメイドで設計し、各企業様の課題に最適なプランをご提案しています。
名古屋市で「効果の高い研修」と言えば、Beスタッフィングです!

課題のない企業はありません。私たちは、課題解決に向けて邁進する人材の育成を全力でサポートいたします。
今までの常識を覆す、効果の高い研修をご提供いたします。


階層の壁を壊して生まれた「組織の共通言語」とは

〜3年目の全社員研修が起こした、予想を超えた化学反応〜

「階層別研修は一通りやった。でも、なんとなく組織がバラバラな感じが拭えない……」

そんなもどかしさを抱える人事担当者や経営層の方は、少なくないのではないでしょうか。研修を重ねるほど、各層のスキルは上がっていく。しかし、部門間・世代間の壁は依然として残ったまま——そう感じている方にこそ、今回のコラムをお読みいただきたいと思います。

今回は、社員数100名規模の建設コンサルティング会社・サタコンサルタンツ様で実施した「全階層一斉研修」の成功事例をご紹介します。3年間の継続研修を経て挑んだこの取り組みは、若手社員が管理職の想像を超えた視点をもたらし、組織全体に「共通言語」が生まれるという成果をもたらしました。次の一手を模索している方に向けて、具体的なプロセスと学びをお伝えします。

「立場の異なる社員が同じテーブルで語り合うことで、必ず新しい化学反応が起きます。それは、強い組織へと変わるための、確かな一歩になるはずです。」

なぜ「全階層一斉研修」に踏み切ったのか

抱えていた課題:コミュニケーション不足と一体感の欠如

サタコンサルタンツ様は、階層別研修を着実に積み重ねてきた企業様です。しかし、研修を重ねるなかでも、組織全体としてのコミュニケーション不足や、部署・世代を超えた一体感の欠如という課題が残っていました。

個人やチームのスキルが上がっても、「組織としての力」に転換されなければ、本当の意味での成長とは言えません。そこで、3年間の継続研修という信頼関係を土台に、次のステップとして「全社員が同じテーブルで向き合う」プログラムをご提案しました。

提案の背景:同業他社での成功事例がヒントに

今回の企画は、同業他社で好評を博した「組織の強みに向き合う」プログラムをベースにしています。全社共通の認識と一体感を醸成することをテーマに設計し、ご提案したところ、すぐに採択いただきました。それだけ、組織内で課題意識が共有されていた証とも言えます。

研修の設計:3ステップのボトムアップ思考

今回のプログラムの核心は、「個人の強み」から「組織の価値」へと思考を積み上げるボトムアップのプロセスにあります。具体的には、以下の3段階で設計しました。

STEP1:自己肯定感を高め、個人の強みに向き合う

まず、参加者一人ひとりが自分自身の強みや得意なことを認識するワークから始めます。組織の強さはあくまで「個の集まり」です。自分を肯定できていない状態では、チームへの貢献も語れません。ここで土台となる自己認識をしっかり育てます。

STEP2:会社・組織の強みをVRIO分析で言語化する

次に、組織全体の強みを分析します。ここではVRIO分析(価値・希少性・模倣困難性・組織)という経営学のフレームワークを活用しますが、いきなり専門的な理論を押しつけるのではなく、スターバックスやユニクロといった身近な企業事例を使って概念を導入し、誰もが自分事として考えられるよう工夫しています。

STEP3:「会社の価値」と「自分の仕事」を繋げる

最後のステップが、価値連鎖(バリューチェーン)の考え方を使って、自分の日常業務が組織のどの価値に貢献しているかを結びつけるワークです。サタコンサルタンツ様の業務フローを題材に、「この作業が相手に渡しているものは何か?」を深掘りしたところ、参加者から「安心」「助け」「信頼」といった言葉が次々と生まれました。単なる作業だと思っていた業務の中に、見えない価値があることを全員で再発見した瞬間でした。

最大の工夫:「階層のシャッフル」が起こした化学反応

今回の研修で最もインパクトをもたらしたのが、普段関わりの少ないメンバーを意図的に混ぜた「階層シャッフル」の手法です。

管理職だけで実施していたワークに若手社員を加えたところ、管理職だけでは決して出てこなかった角度からの回答が続出しました。若手ならではのフラットな視点や、日々の業務から生まれるリアルな感覚が、ベテラン社員の思い込みを解きほぐし、新たな気づきを生み出したのです。部下から上司へも忌憚のない意見が飛び交う場が生まれ、組織内に「縦」だけでなく「横・斜め」の繋がりが生まれました。

成果:全社員が「同じ言葉」で会社を語れるように

研修後のアンケートには、次のような声が多数寄せられました。

  • 「他部署の人の意外な強みを知ることができた」
  • 「自分の業務が誰の役に立っているか、改めて実感できた」
  • 「若手がこんな視点を持っているとは思わなかった」

そして何より大きな成果は、会社の価値について、全社員が同じ言葉で語れる「共通言語」が生まれたことです。日常の会議や現場のコミュニケーションの中で、研修で生まれた言葉が自然と使われるようになったと伺っています。これこそが、組織が本当の意味で「チーム」になった証と言えるでしょう。

この事例から学べること:継続が生む土壌と「横・斜め」の繋がり

今回の成功には、重要な前提があります。それは、3年間の継続研修によって培われた信頼関係です。「混ざりにくい」はずの全階層研修がスムーズに機能したのは、Beスタッフィングと同社の間に、そしてBeスタッフィングと各社員の間に、年月をかけた信頼の土台があったからこそです。

階層別研修が「縦の強化」だとすれば、全階層一斉研修は「横・斜めの繋がりを作る」取り組みです。縦を十分に鍛えた後に横・斜めを加えることで、組織のOSが一段階アップデートされる——今回の事例は、そのことを鮮明に示してくれました。

ポイント・まとめ

  • 全階層一斉研修は「縦の研修をやり尽くした企業」の次の一手として非常に有効
  • 3ステップのボトムアップ設計(自己肯定感→組織分析→価値連鎖)で深い理解が生まれる
  • 階層のシャッフルが、若手の視点という新たな資源を掘り起こす
  • 「見えない価値」の言語化が、社員の仕事への誇りと組織の一体感を同時に高める
  • 継続的な関係性こそが、踏み込んだ研修を成功させる最大の土台

まとめ:階層の壁を壊した先に、強い組織がある

階層別研修を一通り実施し、「次は何をすればいいか」と模索している企業様にとって、全階層一斉研修は強力な選択肢です。縦の繋がりを一度壊し、横・斜めの繋がりを意図的に作ることで、組織には必ず新しい化学反応が生まれます。

サタコンサルタンツ様の事例が示したように、若手が管理職の想像を超え、全員が同じ言葉で会社を語れるようになる瞬間は、確実に訪れます。そしてそれは、一夜にして生まれるものではなく、継続的な関わりと信頼の積み重ねの上にこそ生まれるものです。

「うちの組織も変えてみたい」「何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひ一度Beスタッフィングにご相談ください。貴社の現状と課題をしっかりとヒアリングした上で、最適なプログラムをオーダーメイドでご提案いたします。


「名古屋市で社員研修、人材教育といえばBeスタッフィング」と言われるよう、日々、研鑽しております。

また、メリットの高いオンライン研修もご用意しております。
皆様からのご連絡を、心よりお待ちしております。

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