【ご存知ですか?】ハラスメント最前線2024
「相手が嫌だと思ったらハラスメントになる」
「ハラスメントを意識すると部下の指導ができなくなる」
そうお考えの方いらっしゃいませんか?
こんにちは!Beスタッフィング 広報担当です。
今日は多くの企業様が頭を悩ます「ハラスメント」についてお伝えしようと思います。
ハラスメント最前線と書きますと、ああまた新しいハラスメントの話かと思われる方もいると思います。パワハラ、セクハラだけにとどまらず、日々新しいハラスメントが開拓(?)されている昨今です。マタハラ、カスハラ、モラハラ、アルハラ、スメハラなど数えきれないほどのハラスメントがありますが、弊社は企業研修の会社ですから、企業内で一番起こりやすいハラスメントである「パワーハラスメント」の最新情報についてお伝えします。
●情報のアップデートできてますか?
さて、冒頭のコメントについて改めてお話します。
「相手が嫌だと思ったらパワハラになる」
「パワハラを意識すると部下の指導ができなくなる」
実はこのようにお考えの方は少なくありません。しかし、2024年の今、これはすでに変わっているのです。
「え?相手が嫌だと思ったらパワハラになるんじゃないの?」
→はい、何でもパワハラになるわけではありません。
※注:セクハラは該当することがあります。
「パワハラを意識しすぎて部下の指導がしにくいんだけど」
→正しい指導法であれば問題ありません。
一時は確かにこのような情報が流れました。その結果「私が嫌だと思ったからパワハラだ!」とか部下が上司に対して「なんですかその言い方は?それはパワハラですよ!」というカオス状態に陥る企業様が後を絶ちませんでした。いわゆる管理職に対する「ハラハラ(ハラスメント・ハラスメント)」が横行してしまったのです。しかし、これでは当然企業統治に問題が出ます。そこで、現在ではしっかりと法律に則って判断しようというルールに変わっているのです。とはいえ、まだまだパワハラなんて対岸の火事だと思っている人も少なくありませんから、情報のアップデートができていません。なので冒頭のような言葉がまだ一般常識として出てしまうのが現状なのです。
●優秀な人ほどやってしまう
さて、法に則って対処するということは、パワハラは違法ということになりますよね。つまりコンプライアンスにも引っかかる行為です。当然、パワハラを意図的にやる人は少なくなりましたが、まだ一掃できているわけではありません。なぜでしょうか?それはその行為がパワハラだと気付いていない方が多いからなんですね。そして、このパワハラ、実は「優秀な人ほどやってしまう」という事実をご存知でしょうか?
弊社は研修会社ですが、カウンセリングの依頼も受けています。そこにはパワハラをしてしまった人のカウンセリング依頼もあるのです。この「パワハラをしてしまった人」の傾向は、成績優秀であると同時にたたき上げの社員であるというケースがとても多い、言い方を変えると「一つの職場で努力して結果を出した人」が多いのです。自分が努力して作り上げたやり方、結果を出したやり方だから間違いない!私は正しい!皆も同じことをやれ!という図式です。
これらの方は優秀ですから会社としては「次世代リーダー」として重用したい。しかし、人間関係の構築が苦手であるため、企業からするとリーダーにするには少々不安な人材となります。こういう方は少なくありません。彼らをどうすれば良いのか。それは「世間一般の正しい情報と、正しい指導法を教えればいい」ということになります。
そして、この「してしまった人」のカウンセリングを重ねていくうちにパワハラの傾向が分かり、パワハラ対策研修が生まれました。これは研修を企業ごとにオーダーメイドしている弊社だからできた研修となり、すでに数十社の企業様に実施しています。
●風通しを良くしよう
ここまで読んでいただいた皆様は、パワハラ対策にはアップデートされた正しい知識と正しい指導法が必要だということがご理解いただけたと思います。しかし、そもそも和気あいあいとして風通しの良い組織であればパワハラは発生しにくいのです。例えば、上司がパワハラ行為をしてしまったとしても、「それ、だめですよ」と部下が声を上げられる社風。これこそが今社会から求められている企業の姿だと思います。
逆に上司のパワハラを放置し、見て見ないふりをしてしまうような社風であれば、あっという間に人はいなくなってしまうでしょう。誰もが情報を発信し共有できる情報化社会ですから当然です。
弊社では、パワハラに対する正しい知識、正しい指導法の研修に加えて、良い社風を作る、人間関係を良くする研修を各種取り揃えています。パワハラで心を壊してしまう人を一人でも減らすために、これらの研修を多くの人にお届けしたい!この社会をみんな笑顔で乗り切るために、ぜひ私たちの研修を受けていただけると幸いです。
以上、Beスタッフィング 広報担当でした!
今後とも宜しくお願い致します!
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