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コラム

2020/06/12

言葉の取り違えの怖さ

今回は言葉の取り違えの怖さをこの事件から学んでみたいと思います。

コミュニケーション研修でよく題材にしているのが
 【上司】                  【部下】
①もう帰るのか?        ⇒  帰るなと言われた(残業を強要された)
②あの件どこまで進んでる?   ⇒  仕事が遅いと責められた
③もうそろそろ自分で考えろ   ⇒  見捨てられた、丸投げされた

 

①の場合、殆ど上司は何気なく言っており、部下も「はい、お先です。お疲れ様です。」となれば、何の問題もない会話なのに、この様な受け取り方をして、退職を決意した例があります。

②は「はい、○○まで進んでいます。」で済む話ですが、この様に精神的に追い込まれていく事も。

③は少し責めているようにも感じますが、実は、そろそろ一から十まで手取り足取り教える段階は終わって、自分で考えて判断できるはずだ、もしくはそうなって欲しい、と上司側が期待を込めて言っているケースの方が多い様ですが、相手はそうは受け取っていない。

 

巷で問題視されているハラスメントの問題も、この辺りの発信者と受信者の受け取り方の差異を考えないコミュニケーションから、大きな問題に発展してしまったのではないでしょうか。

人は感情が反射的に現れやすい傾向があります。

こちら側が何気ない言葉を発していても、受け取り手が急に下を向いたり、目を逸らしたり、目つきがきつくなる、肩を落とす、驚いた表情をする、など「あれっ?」という変化を感じたら、すぐに「あれ?どう受け取った?」と尋ねてみてください。

 

人は其々違う考え、価値観、受け取り方をするものです。だからこそ、お互いに相手をきちんと見て、変化に気づき、言葉の受け取り違いがないか、修正していく努力が必要なのではないでしょうか。

 

 

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