2020/07/07
ストレス対策
先日、保健師の先生から、入浴がストレス対策と脳に大きな関連があるとの話を伺いました。
お風呂の浮力はリラクゼーション効果を増し、疲れが取れるので、身体にも心にもよい影響があるのです。
ただ、「さら湯」の一番風呂だけは、身体の電解質が流れ出てしまうため、寿命を縮める恐れがあるそうで、この点だけ気を付けてくださいとのことでした。
その対策として、柚子や季節の花を浮かべたり、市販の香りの良い入浴剤を入れることで、電解質も流れ出ず、また、花や入浴剤の良い香りは、ストレスを軽減する効果が期待でき、まさに一石二鳥。嗅覚からの刺激は、脳の奥にダイレクトに届くので、効果が高いのだそうです。
入浴には脳内モルヒネの別名を持つ、【エンドルフィン】を作り出す効果があります。
エンドルフィンは、痛みやストレスが加わったときに放出され、痛みを和らげ、ストレスを緩和する働きがあると言われています。
代表的な例が、「ランナーズハイ」です。また、恋愛感情で心がときめいている時や、褒められたり笑ったりしている時、強い信念を抱いている状態でもエンドルフィンが脳内で作られているそうです。
この、幸福感を感じられるエンドルフィンを上手に作る方法として、【深呼吸】【歩幅広め、少し速めのウォーキング】【笑う】【愛おしいと思う気持ちを持つ】【たまには、好きなものを好きなだけ食べる(制限が必要な人は専門家の指示が必要)】そして、【少しだけ熱めのお湯に気持ち良いと思う時間浸かる】といった方法があるそうです。
日々ストレスにさらされている現代人、『お風呂に浸かる』日本の良き文化を満喫しつつ、入浴の効果を再認識して、エンドルフィンの放出でリラックス効果を高めましょう♪
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