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コラム

悪口・噂話の2つの対応方法

 

カウンセリングの場面では、「悪口を言う人がいて嫌なんです。」「聞くだけで辛くなります。」「自分も言われているかと思うと怖くって・・・。」等々の相談は、枚挙にいとまがありません。

悪口を言う事で一時的に快楽を覚えたり、仲間意識を高めているようでも、悪口は、周囲を嫌な気持ちにさせ、周りのメンバーだけでなく自分自身の心も疲弊させます。
また、この仲間意識も、その場を何とかつくろう為の表面的な迎合で、「本当、そうだよね」と言っている仲間の本心は、「面倒くさいからとりあえず併せておこう」程度の事が殆どですし、その人のいない所で「あの人、口を開けば人の悪口ばかり・・・」と、負(悪口)の連鎖が起こってしまいます。

メンタルヘルスの研修では、「その話止めませんか!?」と勇気を持って言う。(そういう人が多くなると、悪口って言えなくなります。)事をお勧めしていますが、分かってはいてもそんな勇気が出ない、と。それが本音ですよね。
では次の手です。

 

誰かの噂話をせずにはいられない時には、ポジティブ用語で話すようにしては如何ですか?とアドバイスしています。

例えば、「あの人って、マイペースで何を考えているか分からないし、自分勝手だ。」と投げかけられたら、「ちょっと神秘的ですよね。自分を持っているというか、揺らがないって凄いですよね。」といった様に投げ返す。
「仕事が遅い」→「丁寧に行っている」

「感情的」→「自分に正直だし、周囲から見て分かりやすいので、対応しやすい」

といった具合に。
ネガティブな見方を、長所や一つの特徴として捉え直す。
心理学的には「リフレーミング」と言いますが、意味づけを変える、フレームを変えてみる手法です。

 

相手の悪口を言う事は、即ち自分のストレスになる元を探し、ストレスを大きくしている事にもなります。

逆に、良い所、嬉しい事、有難い事に焦点を当て、その様な言葉を口にしていると、良い所や楽しい事を見つける能力がどんどん発達します。

どちらがメンタル的にも人間関係作りにも良い方法かは、もうお分かりだと思います。

噂話はポジティブ用語で!!良いとこ探しのエキスパートを目指しましょう♪♪

 

Beスタッフィングは、新入社員研修から管理職研修までの階層別研修、メンタルヘルス・ハラスメント研修などの企業研修と人事コンサルティング(研修効果測定・人事評価・目標管理・組織活性化調査など)や、正社員紹介・パート紹介を柱とした愛知県名古屋市の総合人材サービス会社です。

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