中小企業では人手不足が原因の倒産が過去最多となり、日本企業がM＆Aで人手不足を解消しようという動きが出てきました。

①　小田急電鉄は国内最大級の観光系人材会社を買収。同社は登録者数２０万人超の求人サイト「リゾバ・ｃｏｍ」を運営している。

→　２２ヶ所あるホテルを２０２０年までに３５ヶ所に増やす計画

②　東京建物はビルやホテル、マンションの管理・清掃員などを２０００人規模で抱える企業を買収。

③　成長産業で高度な知識を持った人材を必要とするＩＴ業界は外国人材の活用に活路を見いだす。マネーフォワードはベトナムのオフィスを開設。メルカリや楽天はインドで学生向けの説明会を開いている。

Ｍ＆Ａ以外の対策としては・・・・・

ヘアカット専門店「ＱＢハウス」は料金を１割強引き上げや休眠理美容師。「貝印」のＫＡＩグループは工場や物流拠点で働く２５０人のパート従業員を正社員化。の教育施設を全国１０ヶ所まで増やす

各社、すぐには解消されない人材不足にそれぞれの手段で手を打っています。

定着率の向上も求められますが、うちの会社は休みが少ない、残業が多い、と言っている企業は、本当に手を打たないと生き残るのが難しい時代となってきました。