【ご相談事例】中堅社員に主体性を持たせる
こんにちは!「課題解決!オーダーメイド研修」でおなじみの株式会社Beスタッフィング 広報担当です!
私たちは企業の人に関わる課題を解決するため、様々な研修をご提供していますが、業界や業種、または会社特有のものなど、課題は千差万別。そのため研修をオーダーメイドすることで、各企業様の課題に合った研修を提供しています。
さて、今回は中堅社員をしっかり業務に巻き込み、組織を強化したいというL社様の事例です。
中堅社員と言えば、業務を覚えて一人前になってはいるのですが、会社の仕組みやルールなどに関してはどこか社長や上司任せで主体性がない方も少なくありません。これがこじれると「仕事ができて口も達者な他力本願社員」になりかねないという危険性があります。そこで、自分たちこそが成果を出し組織を引っ張る次世代のリーダーである!という自覚を持っていただくための研修をご提案しました。
まず、自分の業務に関する改善点を一人5個ずつ出してもらいました。改善できるかどうかは問いません。様々な改善点を上げていただき、それをグルーピングしていきます。そして自分たちがコントロールできるか否かを仕分けし、コントロールできないものはコントロールできる部分を抽出していきます。これらを影響度・重要度で並び替えていきます。この影響度と重要度の高いものから取り組んでいきます。
例えば「人手不足」という問題があったとしたら、通常であれば「人事部に連絡して後はお任せ」という改善案になりがちです。しかし、この研修では自分がコントロールできる部分にフォーカスしています。具体的には「従業員をもっと増やしてほしい」と人事に任せるのではなく、「自身の仕事を効率化するには?」「ムダな業務はないか?」という視点で様々なアイデアを出し、それを他の部署で成功した方法を応用したり、業務を簡素化したり置き換えたりして、自らが動ける改善案に落とし込んでいくのです。
もちろん、自分だけでは改善できないことばかりです。そのために上司や他部署を巻き込む「巻き込み力」を強化する研修もプログラムに入っています。問題点を共有し、相手も仲間にする伝え方をします。これにより個人プレーから組織の活動に発展させていくのです。
この研修をするにあたり、どうしても欠かせないのが上司の協力です。せっかく改善案を考えてきたのに検討することもなく「こんなのダメ」と一蹴してしまったらどうなるでしょう?モチベーションが最低ラインまで下がり、今後改善案を出さなくなるのは目に見えていますね。そのため、管理職の傾聴力を事前に研修し強化しておく必要があります。L社様は事前にこの研修を受けていたため、私たちの提案がしっかりはまりました。
この研修により、中堅社員を業務の当事者にすることができるとともに、視点を高くすることができます。目先の業務だけでなく、他の業務、他の部署などを俯瞰して見ることができるようになるのです。彼らが数年経てば様々な部署でリーダーになっているのです。とても頼もしいですよね。これこそが組織の強化につながるのだと思います。
課題の無い企業はありません。今回は組織強化のために中堅社員を業務改善に巻き込み、主体性を発揮させるという研修でした。その結果、大変喜んでいただくことができました。次の世代でも大きく発展することができる礎ができたと自負しています。もし組織強化や社内コミュニケーションでお悩みの方は、お気軽にBeスタッフィングまでご連絡ください。課題を解決する研修をご用意し、課題解決に向けて邁進する人材を育てます。
どうぞ、宜しくお願い致します。
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