【ご相談事例】指導者にも研修が必要です
こんにちは!「課題解決!オーダーメイド研修」でおなじみの株式会社Beスタッフィング 広報担当です!
私たちは企業の人に関わる課題を解決するため、様々な研修をご提供していますが、業界や業種、または会社特有のものなど、課題は千差万別。そのため研修をオーダーメイドすることで、各企業様の課題に合った研修を提供しています。
さて、今回は新入社員を指導する側にいる「先輩社員への研修」を導入していただいたF社様の事例です。数年前のことになりますが、当時の人事ご担当者様から「新入社員の離職率を下げたい」というご相談がありました。そこで私たちは、信州社員に寄り添い指導していく先輩社員の方たちに「OJT指導者研修」を着任直前に実施することをご提案いたしました。
F社様は新入社員一人につき、先輩社員が1年間付き添うエルダー制度を採用しています。しかし、先輩社員と言っても属性は様々です。昨年新入社員だった歳の近い人や、社歴が10年以上の中堅社員、部門によってはもっと経歴の長いベテラン社員の場合もあります。F社様は今までにもOJT指導者研修は行ってはいたのですが、一度受けたことがある方は受けなくても良いという風潮がありました。ただ、指導法は年々改善されていきます。随分前に受けた人は古い指導法をうろ覚えで行っているのが現状でした。
そこで、新入社員が研修を受け、配属される直前にOJT指導者研修を行い、指導方法をアップデートするとともに、指導者同士のコミュニケーションを活性化させることをご提案しました。属性が異なる様々な社員が一つの目的で研修を行います。これにより、様々な事例が指導者間で共有されるとともに、社内コミュニケーションが大幅に改善されたのです。
また、この研修を行ったことで知識がアップデートされただけでなく、意識レベルも向上しました。例えば会社の悪口を言ったり、ハラスメントをしたりというネガティブな行動に対してクギを刺すことになり、意識の引き締めとなりました。こういったことは何度も何度も繰り返し伝えなくてはいけませんので、丁度良い機会となりました。
この研修は指導する先輩社員だけでなく、上司も飛び入りで参加できる仕組みにしました。また、新入社員に対しても「指導される側の心得」を伝えることで、新入社員と先輩社員の歯車がかみ合うように仕組んでいます。これにより、上司と先輩社員、新入社員の知識が合致し、祖語のない指導ができるようになりました。
結果、この研修の導入初年度から新入社員の離職率は大幅に改善されました。数年経った今でも毎年この研修が続いていることがその効果を裏付けています。
課題の無い企業はありません。今回のケースは新入社員の離職率を下げるという課題でしたが、新入社員に対しての研修をするとともに、先輩社員にも研修することで効果を上げるというご提案をしました。結果、離職率は下がり人事部の方に大変喜んでいただけました。もし御社の課題が人に関する課題であれば、お気軽にBeスタッフィングまでご連絡ください。課題を解決する研修をご用意し、課題解決に向けて邁進する人材を育てます。
どうぞ、宜しくお願い致します。
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